パーソナルコーチング

 今回はパーソナルコーチングについてです。

パワートレーニングやパワーメーターが最近人気ですが、ほとんどの人がパワーメーターを

使ってご自身でメニューを考えて走っているだけではないでしょうか?パワーメーターを

導入後はパワーを落とさない走り方をするので少しFTPが上がるようですが、すぐに頭打ち

になり伸び悩んでいませんか?今回はアメリカの最新トレーニング理論に基づいた

パーソナルトレーニングを2年ほど受けた時の体験を書きたいと思います。

日本ではまだなじみがありませんが、アメリカではパーソナルコーチングをしているコーチ

が結構います。日本からもメールとパワー・心拍データを送付すればアメリカのパーソ

ナルコーチングを受けることができます。プランによりますが、月に200~300ドル

といった費用です。

 

 日本のサイクリストの多くは距離を乗ってFTP、LTペースで峠を1,2本上るというトレーニ

ングが一般的かと思われますが、パーソナルコーチングでは全くやり方が異なります。

まずロングライドになれたサイクリストには最初ほとんどFTP・LT走のメニューを組み

ません。なぜかというとすでにFTP走に体が慣れているため、練習自体がきつくても体が

パフォーマンスを改善すべきストレスと認知しないためです。よってFTP走は行わずむしろ

体が慣れていないスプリント・1分走・2分走・3分走・5分走インターバルやFSRを

メインにメニューが組まれます。さらにメニューの組み方はなるべく体がストレスに慣れ

ないように同じパワー帯の走りが次の日に連続しないように組まれます。そしてレースが

近づくにつれFTPやLT、テンポ走の量を徐々に増やすしていきます。さらにインターバルト

レーニングがメインとなるためトレーニング時間を短くできるメリットがあります。

 最後にパーソナルトレーニングの真骨頂はピークの上げ方にあります。日本のトップ選手で

も3日~1週間前からトレーニング量を落としてカーボローディングするというのが一般的です

が、パーソナルコーチングだと疲労のピークをレース3週間前に持っていきます。そこから

1週ごとに25%(定かでないです。)程度ずつトレーニング量を落として疲労を抜いて

いきます。トレーニング量は落として疲労は抜くのですが、強度は落とさず、インターバル

トレーニングは継続します。これで疲労は落とし、足はなまらず、踏める足を残すのです。

体感としてどんなアタックにも対応できるようになり、従来よりも10%かそれ以上

パフォーマンスが上がります。ここが素人では難しいところです。さらに調整に3週間

かけるので体調の微調整が効きやすくピークの確実性が高くなります。

 

【まとめ】

・インターバル多めのトレーニングになる。(組み方が全然違う)

・練習時間を短縮できる。

・ピークの上げ方が違う。(パフォーマンスが全然違う)

・伸び悩んでいる人に特におすすめ。

・1年ほど体験しておくと、間違ったトレーニングをしなくなる。

 というわけで効果はかなり高いです。優秀なコーチならコーチングに必ずしもパワーメー

ターもいらないようです。機材にお金をかけるよりもまずはコーチングとポジション・ペダ

リングの追求の方が大事です。

 最近では日本でもPeaks Coaching Groupがパーソナルコーチングをされています。
こちらなら日本語でパーソナルコーチングを受けられます。