Cycling science

Cycling scienceは1989年~1997年にエアロ研究の第一人者であるChester R Kyleを中心に当時最高のエンジニア達により寄稿・定期発刊された全22編のマガジンです。

中身が素晴らしいにも関わらず、長い間再販されず日本にもほとんど伝わらず、著者が高齢で消滅の可能性があるためこれを電子書籍化し再販することとしました。

【主な執筆者】
Chester Kyle, Edmund Burke, Joyce Kyle, Antonio Dal Monte, David Gordon Wilson, Alex Moulton, Fred DeLong, Edward Coyle, Randy Swart, James Hagberg, Steven Johnson, Paul MacCready, Jim Merz, Ned Frederick, John Olsen, Jim Papadopoulis, Christine Wells, Andrew Coggan, Mario LaFortune, Shinpei Okajima, Allan Abbott, Peter VanHandle, Alec Brooks, David Costill, Andrew Pruitt, Scott Bradley, John Uhte, Charles Dillman, Bruce Sargeant, Maury Hull, Tim Noakes, Robert Gregor, John White, Ellen Coleman, L.G.C.E. Pugh

中身についてですが、1989年の第一号の表紙から見たことのない自転車が登場します。

さらにChester R Kyle氏はエアロのスペシャリストですのでエアロの研究成果が多く記述されています。現在の私たちが見ても遜色なく楽しめます。
その一端がこちらです。


よく見るとSteve Hedの名前が入っています。あのHedさんです。
 

もちろんエアロホイールの検証もされています。


さらにシマノの岡島伸平氏も寄稿されています。

岡島氏といえば、シマノのバイオメカニクスグループのリーダーであのバイオペースを開発されたその人と知られています。

寄稿された面々は当時のオールスター勢ぞろいという体制になっていて、歴史的・技術的資料として、サイクリングサイエンス本としてはまちがいなく最高のものです。また広告もそのまま残してあるため当時の自転車業界の世風を感じることができます。本紙の製作の苦労等も深く読むにつれ見えてきます。

全編英語で書かれていますが、写真・図・表が多いため英語が読めない方でもがんばれば理解できると思います。

また英文のみで書かれたページもありますが、読み解くと当時すでにここまで深く自転車を考えていたという事に驚くことでしょう。

販売形式は電子書籍版となります。

こちらよりご購入頂けます。

 

【SACRA-Cyclingからのメッセージ】
本書はSACRAからChester R Kyle氏本人に手紙を書き(E-mailが届かなかったため)実現したプロジェクトです。SACRAの知る限りでサイクリングサイエンス系の本の中では最も面白い内容となっております。Kyle氏が現在89歳となりこのままでは本書が知られずに無くなってしいあまりにももったいないという思いがはじまりです。入手できるチャンスも今回が最後となると思われます。また本誌の収益はKyle氏本人にロイヤリティとして分配される仕組みとなっております。貴重な自転車文献資料の保存にぜひご協力下さい!!